2015-01-01から1年間の記事一覧

2010年代におけるInternational Orgazniation論文の被引用数を調べてみた

相も変わらず、飽きっぽい性格が頭を覗かせてしまい、前回のエントリから時間が空いたばかりでなく、前回予告していたことすら儘ならない。今回のエントリは掲題の通り。作業としては非常に単純。全論文につき、Google Scholarにて被引用数を検索する。それ…

 安保法制とセキュリティ・ジレンマ セキュリティ・ジレンマとは何か、について考える

【軍拡の悪循環を懸念】 −神戸大緊急集会の賛同人になった 迷った。研究上の不利益を被るのでは、という危惧がないわけでもない。だが、現状では賛成、反対派とも思考停止し、冷静な議論ができていない。今国会で成立を急ぐ理由は明確でなく、政府の主張に説…

 国際政治学 サントリー学芸賞 まとめてみる

ネタが無いので、国際政治学の著作受賞作について、まとめておく。 外交か内国政治か、経済研究か、の区別が微妙だった。独断と偏見で勝手にラベリングしている。 ひとまずサントリー学芸賞。あと、吉田茂賞、吉野作造賞もいつかチェックしたい。アジア・太…

いまの安保法制、"平和安全法制"に関するブレーンストーミング

誰かが、国際政治学を学んでいるのに現代の話題が出来ない、というのでは駄目だ、と言っていた。 確かにそうだと思う。 あまり興味は無いけども、たまに、それじゃあ良くないよな、と反省していて、今回はちょっとブレーンストーミングしてみてみる。 事実誤…

さすがに

要約とはいえ、全訳も不味い気がしてきたので、要約の翻訳の要約に変更します。

International Security, No.39-1 サマリー翻訳

勝手に翻訳の要約シリーズ。 39-1のサマリー要約。 全体的に、1914年の第一次世界大戦(WW1)特集になっている。 日本でも、『外交』や『アステイオン』等でWW1特集をやっていたが、僕はあまり、単一の歴史のアナロジーというのは好きではない。 ちゃんと過…

今日は、International Security, No.38-4のサマリー翻訳。

テロリストについて、が2本。核の拡散問題について、が2本。中国の擡頭が1本。 モントゴメリーだけ知ってたので、これ読もうかな、とも思ったが、前回も似たようなものだし、やめ。 39-1も購入済みなので、次はそちらのサマリー翻訳する。 リーダーを攻撃す…

「優越か、世界秩序か? アメリカと中国の擡頭」 書評エッセイ ユエン・フーン・コーン(Yuen Foong Kohng)

Yuen Foong Khong, "Primacy or World Order? The United States and China’s Rise— A Review Essay" International Security Volume 38, Issue 3 (Winter 2013/ 14), pp. 153-175. 訳語の不統一は気にしないでもらいたい。ただの怠惰。 米中関係についての…

また勝手に翻訳 「優越か、世界秩序か? アメリカと中国の擡頭」 書評エッセイ ユエン・フーン・コーン(Yuen Foong Kohng)

Yuen Foong Khong, "Primacy or World Order? The United States and China’s Rise— A Review Essay" International Security Volume 38, Issue 3 (Winter 2013/ 14), pp. 153-175. 英語の勉強のため、まず序文のみ、抄訳を作成。訳文の推敲は一切していない…

学術雑誌のInternational Security がKindleで読めることに気づいて捗る

随分と廉価で読めることに気付いた。 本当はInternational Organization(IO)が読めればベストだったのだが、ISも比較的理論的で、Impact Factorも低くないので、読めるとなると非常に捗る。論文を書く段になるとこういう読み方は普通はしないだろうが、教養…